2020.10.5.

やらない理由はすぐに見つかる、、、

「こういうのができたらいいな」「私にもできそう」「これなら私に合いそう」……
何かを「やってみたいな」と思うことは、誰にでもあります。その「やってみたい」と思うことを実際に始める人がどれくらいいるのかと言うと、おそらく10人に1人くらいです。
もしかしたら、もっと少なくて100人に1人くらいと言ったとしても、あながちオーバーでもありません。
やりたいのなら、うまくいくかどうかは別として、素直にやったほうがいいです。ほとんどの人にとって、やってみたところで失うものなどないのですから……。
やらない人には、ある傾向が見られます。それが何かと言うと、「やりたい」と思った次の瞬間には、もう「やらない理由」を考えていること。
断っておきますが、「できない理由」ではありません。あくまでも「やらない理由」です。両者は、まったく異なるものです。
 できない理由とは、年齢制限や人数制限といった、あらかじめ条件が設定されていること。どんなに頑張っても本人の力ではどうにもならないことが、該当します。
 一方のやらない理由は、極めて明確かつ単純です。それは、「お金がない」「時間がない」「環境がよくない」といったこと。
頑張ればなんとかクリアできるのに、「できない」とカンタンに決めつけて、一切やろうとせずにいます。
 本人は勝手に「できない」と思っていますが、たんにやろうとしないだけです。クリアしなければならないことがいくつかあるとしても、それらは自分の力でいくらでもなんとかなるものです。
そもそも「やってみたい」と思うのならば、自力でなんとかしなければなりません。
 お金や時間がないなら、いくらでもつくることができます。環境がよくないのなら、変えてしまうか移るかを選択できます。
「できない」と思い込んでいるのは、本人の怠慢。それなのに「やらない理由」を見つけるのが早いのは、とても不思議です。
この人に言うことがあるとすれば、「やらない理由」と同じくらい「できるかもしれない理由」を見つけること。それは、決して難しいことではありません。
やらない理由を見つけようとするのは、とても恥ずかしいこと。その達人には、なりたくないものです。